Webサイトに必要なのは直球と変化球。コピーと導線のはなし。

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あるAの商品のサイト。
商品は、ある障害から身を守れる優れもの。Webサイトには当然、その旨が書かれている。
そして価格やバリエーションなどがキレイに紹介されていて見やすく、素敵なサイト。

1. ○○○から身を守ります。
2. バリエーションもデザインも豊富
3. 価格も安い
4. ○○○とは?

ある意味正解ですよね。情報はきちんと掲載されています。読んでそれぞれのページなりを見れば理解できるはず。「○○○から身を守る」が謳い文句。

でも、もう少し違った訴求もあるんじゃないでしょうか?
まず前提として、○○○がなんなのか、わかりづらいです。
ここで仮に○○○が「姿勢の悪さ」だとします。

「姿勢の悪さが治るベルト」

姿勢の悪さは体に良くないと、なんとなくわかりますが、なんとなくじゃあダメ。姿勢の悪さが原因で、体の痛み(腰痛等)や、機能障害(運動障害等)が起こるようで、更に原因は咬み合わせの悪さも影響してるとかしてないとか。

じゃあこう訴求するのはどうだろう?

もし身を守る事が売りならば、○○○の危機感を煽るのは必要な気がします。
もちろん出し方がいやらしくなるので、与える印象を調整するのが難しいですが。
  • 出っ歯が原因で姿勢が悪くなるのは知っていますか?
  • 腰痛にお困りならAベルト
  • 運動能力が落ちている方へ
など、違った視点・ターゲットへの訴求に変えてみます。更にいえば、バリエーションやデザインが売りでは無いならば、そこはあまり訴求せずに、それこそ奥の方に情報をまとめても良いはず。ちょっとわかりづらいので具体的にしてみます。

いま話題のパソコン用メガネJINS PC
これってモニターから発するブルーライトから身を守るメガネですよね?ブルーライトって、実はLEDライトとか、テレビとか、他にもたくさん多く発する製品はたくさんあります。
それでもCMでは「パソコンするなら」と打ち出しています。消費者の利用シーンと普及率の多さを狙った形。

Webの設計で僕もよくやるんですが、訴求対象を少しズラして変化を加える事で、対象者をダイレクトに掴み取ろうとするんですよね。

Webサイトでの訴求の仕方

Webで言うと、「サービスのご紹介」ではなくて「私達は○○が出来ます」といったように、具体的に手前の段階で多少なりとも知らせる必要があると思います。例えば仮に洋服なら、「夏物デニムジーンズ入荷」じゃなくて「軽い・涼しい・くっつかない。新作ライトデニム」 とか。消費者がグッと来るコピーって、つまりはターゲットにダイレクトに届くかどうか。

しかし、Webサイトの場合は「本来あるべき構造体」を表現するナビゲーションは当然必要だと思いますので、それ以外の部分で訴求してあげれば良いと思います。
基本のナビゲーション(グローバルナビゲーション)などが疎かになったり、ページとしての名称がわかりづらかったりと、基本設計が甘くなってしまうと目的を明確に持った能動的なユーザーは、こういったコピーは求めていない為に目的に到達できずにストレスになります。


ここで言う「変化球」は、ブログのような更新性が高いコンテンツの場合では、なかなか表現しづらいですよね。なのでカテゴリーやタグなどを工夫して、そこへの訴求をしてあげると良いかもしれないですね。まとまりが魅力的なモノなのであれば、それ自体へのリンクを設けてあげればユーザーは興味を抱きます。

WPだったらプラグイン系の記事のカテゴライズとか、「WPプラグイン」と書かれているよりも、「最新のWPプラグインを体験・レビューしています」とか書かれているとグッときますよね。「プラグイン」という言葉だけだと、クリックした先が予想しづらい。これは一つのハードルになってしまいます。「最新」と書かれているだけで、「新しいプラグインを知れるんだ」と解釈してクリックしたくなるという流れ。

基本的な部分ですが、この基本こそが、クリックでの巡回を必要とするWebサイトではとても重要になるかと思います。

と、JINS PCを見ていて思った次第です。

JINS PC
www.jins-jp.com/jins-pc


※ちなみにモニターに直接貼るタイプのフィルム、家電量販的などにけっこう売ってますよ。