時を共有する仲間はモチベーションの特効薬。

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日頃直面するハードワークや、関係者の理不尽な要求により、個々のモチベーションは大きく下がる。
それは日々気づかないうちに心に山積されていき、少しのきっかけがトリガーになって、目の前の仕事に対する様々な不満が気持ちを暗くする。
すると、普段では考えない事、気づかない事が気になるようになり、様々な不安要素を自分から頭の中で生み出すようになってしまう。

これは、マネジメント側は早めに気づいてあげなければならないと思う。
そして解決策は、単純な事のようで、実は単純じゃない。
個人的な考えではあるが、マネジメントというのは、どうも「今ある中でどうにかしようとする」感じのある人が多いように思える。
物事を1つの現象と捉え、それの直接的な解決策を施し、一見すると対応しているように思える流れで、マネジメントサイドは「完結させた」というような錯覚を抱かせる。

「モチベーションは大事」

というのは、どんな人間でも理解している。

しかし、軽んじている人も意外に多い。そしてそれは悲しい事に上層部に多い。
仕事柄、色んな企業の上層部と、色んな話をする機会が多い。
(僕は企業サイトの場合、理念等を汲み取る為に、なるべく上層部、できればトップと頻繁に話ができるように心がけている為)
すると、社内で色んな事情があり、色んな人種が居る事を実感させられる。

モチベーションというのは、単に
  • 条件が良い
  • 環境が良い
  • ブランドがある
  • というだけで解決されない事もある。

    人間は思ったより難しい。

    これも誰もがわかってる。ただし、例えば若いスタッフのモチベーションなんかは、軽んじてしまわれる傾向にあると思う。
    「若いから、何事も経験だ」という考えだ。
    さらに「昔はそんな事やってて当たり前だった」という人も居る。頭が痛い。

    そもそも、時代というのは移り変わるもので、昔の常識は今の非常識な事なんてザラにある。
    「時代が移り変わる」というのがピンと来ないのかもしれない。
    時代というのは、ある1つの考え方が浸透し、それが一般的に受け入れられている事であり、更にそのような中で育つ事で生まれた性格、感性、モラルは、その時代で標準的な考えだ。それは、「時代(世間)がそうさせた結果」だ。
    その結果を生んだのは紛れも無い先輩達。下の世代により良いモノを残してくれた先輩たちには絶対的に尊敬はしなければならないと思うし、僕自身、尊敬もしてる。
    ただし、世代の違いによる感性の差は、どうしても埋められない。
    そうなったら、「歩み寄るべき人が歩み寄るべき」だとは思う。

    もし社長が、スタッフを大事にしたい、経営にはスタッフの力が絶対必要だ!そう思うのであれば、スタッフを甘やかさない程度には自ら歩み寄るべきだと思う。

    この考えは、別に甘えで言っているのではなく、そう実感させられる事が他人を見ていてよく思うからだ。

    モチベーションへの特効薬

    何かを発見した時。
    その時を「共有」する仲間が居る事。これは、実はなかなか凄いこと。
    共有するというのは、お互いをRespectし合い、見つめている方向性が同じ事で初めて共有が出来る。

    この時、体験した事は、自分にとっても相手にとっても、更に周りにとってもいい刺激を与える。
    それは自分のモチベーションアップに繋がる事はもちろんだが、次へのステップへのチケットのような物で、この刺激が無いと、なかなか次への段階へ進めない。
    このチケットを受け取った人間は、しっかりとチケットを握りしめ、時には確認し、堂々と目の前のゲートをくぐることが出来る。
    誰かと共有するということは、自分への自信になり、進むべき道を迷わせない。

    この「仲間」は、別に同じ世代で無くても良いし、同じ会社の人間で無くてもいい、単純に友だちでも良いと思う。
    更に先に挙げたように、先輩たちでも良い。

    ただし難しいのは、この「共有」というのは意外にやっかいモノで、
    日頃からお互いをRespectし合っていないと、本当の意味で「共有」にならない。
    僕が思う「共有」とは、単にその現象を、それぞれが同時に受け入れるだけではなく、
    その時に思った感情であったり、希望だったり夢だったり、そういった時間そのものを共有し合う事に本質を感じる。

    人間は難しいようで単純だったりもする。
    少しの夢と希望が感じられれば、冒頭で書いたような不安要素は気にならなくなる。

    僕の友人がこんな事を言っていた。

    「どんなに忙しくても、帰りが遅くなっても休日でも、仕事が仕事と感じない。楽しいから。生活の一部みたいになってる。仲間と志が同じだから、凄く楽しい」

    この感情って、そう簡単には生まれない、凄い事だなと。

    クリエイティブ系の仕事って、生活そのものと直結してる部分が多い。
    生き方そのものがクオリティに繋がる。
    そのクオリティは、このようなモチベーションから生まれる事は明らかだと思う。