点と線と個性の話

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VIA:Wikipedia

キレイに整えられたフォントは、読みやすく洗練されて美しい。


手書きの文字は、可読性も低く歪だが、
その不完全さに愛着と個性があり好まれる。


手書きの良さは、書き手の癖や特長が表現されている点。
※これは例としてフォントを使用しています。


でも、この違いは、何も「手書き」だからという事だけでは無いはず。

例えば点と線

線を引く。
地平線?ただの棒?これだけだと何かわからない。

点を打つ。
何か物体の横に棒置いてあるように思える。
つまり平面から物体に、奥行きを感じるようになる。
少し意味を持つようになる。

丸を描く。
球体。ただの球体。

線を引く。
面に球体が乗った。不安定感が出てくる。
物体に感情が生まれる。

短い線を足す。
急に奥行きが出来た。より立体感が出る。

色を変える。
球体というより、何かの穴にも見える。
白い板に、穴があいている。

点を打つ。
更に奥行きが出た。
奥に光が見える。奥が気になる。
ストーリーが出てきた。

少しの変化が、大きく意味を変える。
人が感じるモノは、ほんの少しの要素に過ぎない。

だからシンプルは難しい。

だから個性が好まれる。
商業デザイナーは、ユニークなデザインではなく、ユニークをデザインする必要があると思う。


話は変わるけど、

生きていく上で、モノは少し不完全なくらいが丁度良い。
人間も、完全より不完全な、少し欠点がある人間が好きだ。

よりキレイなモノを求めるくせに、
こんな事を考える人間ってワガママだなーと考えていました。