クリエイターなら共感してしまう、漫画原作者・樹林伸さんが言っていた番組内での言葉

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樹林伸さんって皆さんご存知ですか?

『金田一少年の事件簿』『神の雫』などのヒット作を作り続けている漫画原作者です。
元は講談社に務めていたとか。 「週間少年マガジン」の『シュート!』『GTO』などの編集を担当。
その後、原作者として『サイコメトラーEIJI』『BLOODY MONDY』などを手がけ、作品では自分の名前を「安童 夕馬」「青樹 佑夜」「天樹 征丸」「有森 丈時」「伊賀 大晃」「龍門 諒」「S.K」等と、その都度違う原作者名で出しているユニークな方。
更に木村拓哉主演のドラマ『HERO』の原作も手がける。その敏腕ぶりは逸品。

そんな樹林さんが、日テレの「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」で、独自のノウハウを連発していました。その言葉が、とても響く内容で、我々クリエイターのまさに”心をゆさぶる”内容でした。

飽きたらやめちゃう

ページ送りの手間があるので、読者はページの最後等のコマで飽きたらそこでやめちゃう、との事。
その為に「次を読ませたくなるように工夫」するんだそうです。
うーん・・・Webサイトの「離脱」と同じで面白い。

ページをめくった後、まず見るのは右上のコマじゃない

これも我々Web屋が学んでいる点と共通します。
見るのはやはり[左上]だそうです。コマを順に見るんでは無いんですね。
厳密に言うと「左上は見たくないけど見ちゃう箇所」「右上は読者自ら見ようとする箇所」だそうです。

更に、右上のコマの1つ下で見せる事も面白い、と言っていました。”上でがっちりと状況を伝えて、下で意外なもの、のほうが居心地がいい”との事。
紙系の視線誘導は本当、興味深いです。

読ませる休憩点が必要

小見出し効果です。セリフ内にボールド(太字)を入れたりするそうなのですが、マンガでは樹林さんが初だとも言われています。雑誌や新聞の小見出し効果をマンガに取り入れてしまうなんて、流石ですね。モノゴトの本質が見えてるんだなーと

ボールドにすると、そこで目が止まる。つまり休ませるんだそう。
ブログやってると小見出しをいかに使うかの重要性をとても感じますが、マンガはこのように工夫するんですねー。

評論家の視点を持った瞬間にモノ作りに大事な何かを失う

僕が個人的にグッときた点。
番組ではもう少し長く話されてたんですが、少し意訳してます。意味は大体合ってるはず。
出版や樹林さんの先輩方は皆この言葉を言うそうです。僕らWeb業界でも良く耳にします。
クリエイターなら誰もが思う事なんでしょうか。何かを評価するのであれば、同時に自分も創る苦しみを理解”し続けなければ”いけないと思います。時代は変わるし、技術やセンスも変わります。そんな流れの中、いつまでも昔の感度でモノゴトを評価できるんでしょうか?通ずる物は確かにあるし、本質は間違っていない事なのかもしれませんが、必ずズレはあります。そのズレは必ずどこかで大きな溝を作ると思うんです。

本当はもっと素敵な言葉があったと思うのですが、録画してなかった・・・残念です。

番組の内容は、
心ゆさぶれ!先輩 ROCK YOU 公式Twitterアカウント
@senpai_rockyou
の、1月5日のツィートでも事細かく呟かれていますので、興味のある方は是非!

本年もどうぞよろしくお願い致します!先輩ROCK YOU、2013年最初の放送は「漫画SP」。23:30~OAです。ゲストは漫画原作者・樹林伸さん。「金田一少年の事件簿」「神の雫」「サイコメトラーEIJI」など映画・ドラマ化の作品を手がけるヒットメーカーに聞く、ヒットの法則とは?
@senpai_rockyou
心ゆさぶれ!先輩 ROCK YOU


樹林 伸 さん 公式ツイッターアカウントはこちら
@agitadashi

今夜、日テレ23時半より、『先輩ROCK YOU』という番組に樹林伸として出演します。小説家や原作者というよりも、漫画編集者としての話がメインです。新人の絵コンテを直したりしました。興味のある方は、ぜひご覧ください。http://t.co/UO2hOJio
@agitadashi
樹林 伸 (キバヤシ シン)

この記事は、番組内の言葉を「自分の記憶」を頼りに書いています。
なので実際に発言した内容と違う場合があります。