プロジェクトスケジュールを考える時に注意するべきたった4つのコツ

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ゴールを決めて逆算

通常であれば制作期間をしっかり確保し、
それに伴ったスケジュールを作成すればいいのですが、
クライアントや内部的な色んな理由からゴールが既に決められている案件も多いはずです。

スタートからスケジュールを考えてしまうと、
自分都合の勝手の良いスケジュール表がキレイに出来上がります。

ただ仕事なのでそうもいかないですし、先延ばしのプロジェクトほど怖い物は無いです。

ゴールから制作期間を確保したやり方だと、
「スタートがもう遅れてる!」って事がわかりやすく見えてきます。

スケジュール作成はゴールから逆算していきましょう。

タスクの依存を把握

少しでもスケジュール作成をされる方であれば理解あると思いますが、
スケジュールは必ず「タスクの依存」が起こります。

例えば

タスクA:原稿支給
→依存 タスクB:ページ作成(Aが完成したら着手)
→依存 タスクC:クライアント確認(Bが完成したら着手)
→依存 タスクD:別コンテンツ案作成(Cが完成したら着手)
→依存 タスクE:クライアント(確認Dが完成したら着手)

と、いった具合に。

しかし、この依存は必ずしも「完成したら着手」ではありません。
同時並行で進められる場合が多々あります。

例えば

タスクA:原稿支給
→依存 タスクB:ページ作成(Aが完成したら着手)
→依存 タスクC:クライアント確認(Bが完成したら着手)
タスクD:別コンテンツ案作成(Aを着手したら着手)
→依存 タスクE:クライアント(確認Dが完成したら着手)

ここではタスクDは、Aが完了した時点で進めています。
「原稿支給」の時点で、次の構成はある程度考えられる場合がありますので、
次のタスクをこの時点で進めてしまいます。
(あるいは、着手できるように事前に原稿をフォーマット化できるように調整していただく)

タスクの詳細を細かく出しておく

一つのタスク。例えば「Webサイト、トップページデザイン」があったとします。

一見「作るだけ」だと思うのですが、でもこれって細分化すると

  1. 設計
  2. 参考デザイン調査
  3. 手書きラフ
  4. ラフデザイン案作成
  5. 最終デザイン案作成
  6. デザイン別パターン作成
  7. クライアントのデザイン確認期間
  8. デザイン修正
  9. FIX
と、かなりの工程を経て完成に至ります

マネジだけやってると、このレベルの細かい作業工数が見えていない場合があります。
一人だけでスケジュールを考えるのではなく、
作業担当者の意見も必ず取り入れましょう。

取り入れていないと、あとでプロジェクトマネージャーが痛い目を見るか、
担当者が3徹とかするハメになります。。。
(更に時間が無い為に完成度が低い、なんて事も)

バッファを考えておく

事前に決めたスケジュールなんて、ぜっっったいに遅延します。
最初に作ったスケジュール表通りに進んだ案件なんて一度も無いっす。
(いや、僕がヘタレディレクターだからなのでしょうが・・・)

危険だと思われるタスク完了日は少し早めに設定しておきましょう。

例えば

  • クライアント確認期間
  • 原稿/素材支給
  • 修正期間
等でしょうか。

お客さんやパートナーさん等、外部の方が関わる場合は
帳尻合わせが出来ないです。

また、大きなタスクが完了に近づいてくるとよく起きるのが90%シンドロームです。

90%シンドロームとは

完了間近になって大どんでん返しを食らったり、
なかなか承認が出ずに修正を繰り返していたり、
関係者全員が煮詰まって打開策が出なかったり、

そういった際に進捗度が90%前後から進まずにスケジュール遅延が起きる現象です。

更に、この時点で見えていなかった新しいタスクもあります。


こういった事をカバー出来るように、危険だと思われるタスクスケジュールはある程度バッファ期間を設けておいた方が良いでしょう。

とにかくこの4つさえ守っていれば「それなり」なスケジュールは出来るのではないでしょうか。
とりあえず僕はこの4つを常に考慮して考えています。
あまり多くてもわかりづらいですしね。。 (忘れちゃうし)

また、スケジュールは更新しないと意味が無いので、常にプロジェクトの進捗を確認し、
クライアントや関係者との情報共有をしておきましょう。