アンケート調査結果は見方に注意。鵜呑みにしてはいけません。

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よくWebで海外調査結果を一部抜粋してる記事を見かけるのですが、それをそのまま鵜呑みにしないで下さい。アンケート調査の結果は設問で結果を操作できますし、調査対象・方法で偏る事を理解しなければいけません。と、いう記事です。(あ、完結してしまった・・・)

調査方法・対象を見ましょう

調査の方法は色々あります。
  • インターネット調査
  • 郵送
  • イベント会場アンケート
  • 街頭アンケート
などなど。
回収率やコストの関係で手軽なインターネット調査が多く利用されていると思います。このインターネット調査は少し曲者で、「インターネットを使っているユーザー」に既に絞られてしまっています。すると、デジタル関係のアンケートをインターネット調査してしまうと、 当然デジタルにある程度強い人が集まる結果になります。

更に、インターネット調査というのは、回答するとポイントが貯まる等の付加価値があり、会員限定のアンケートだったりします。「会員登録」 という事自体、ネットをある程度活用できるレベルのユーザーに絞られます。この条件で「Facebookを知っていますか?」と調査したところで、ほとんどの人が「はい」と答える事が予想できます。

このケースで言えば、あるニュースサイトの記事で「Facebookの認知率が99%を超える」という物があっても、上記の「インターネット調査」で行なっているならば、あまり驚くべき数字では無いですよね?
そもそも、インターネットでアンケート回答をする(会員になる)という条件のユーザー自体、あまり一般的な対象では無いですよね。

質問内容を見る

この質問(設問)ですが、言い方次第でけっこう誘導ができます。
調査会社は、クライアントが欲しがる結果を設問を調整する場合もあります。

例えば先ほど例に挙げた「Facebookを知っていますか?」というアンケートですが、以下のように変更する事ができます。
  1. Facebookという言葉を聞いた事がありますか?
  2. Facebookというサイトを見た事はありますか?
  3. Facebookを利用した事がありますか?
下に行く程「いいえ」と回答する率が多くなるはずです。

これは「Facebookの認知率」という結果を出す為の設問ですが、「認知」をどこでとらえるか。そして「はい・いいえ」どちらの回答を多くしたいかによって、このように調整できるわけです。更に言えば、この3つ全て同じ対象にアンケートをしたとします。

仮に 1:100%・2:80%・3:60%  と回答になった場合、これらの数字を1つの回答とし、調査会社が回答率をまとめると、間を取って「認知率80%」と発表した、となったらどう思われますか?実際には3:60% が気になりますよね。実際に使った事があるユーザーは60%だが、「認知」という言葉の解釈次第で発表の言葉と数字が変わってきますよね。
(ちょっと強引な内容ですが、言いたい事は伝わるかなぁと・・・)

「アタシの事、好き?」
と聞かれて、「好きだよ」とは答えづらいけど
「アタシの事、嫌い?」
と聞かれたら「嫌いじゃない!」と言いたくなりますよねー・・・

調査結果の記事を見てふと思い立ったので書いてみました。冒頭で完結してしまってますが、ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。