朝型ディレクターのススメ

Direction

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一番にまず、夜に緊急事態が起きても対応できない事がある。

ディレクターは人を巻き込む仕事が多い(一人だけだと仕事にならない)ので、何か緊急で起きた際、チームとの連絡や収集、パートナー、クライアント先への訪問が次の日、あるいはもっと先になってしまう。
基本的に夜に連絡をもらっても、これから作業なんてしたく無い人が大多数。
連絡業務は、スタート地点になる事が多く、そのスタートの合図を出すディレクターは連絡をしたからといって終わりではなく、そのゴールや、経過も見据え、ショートスパンでもスケジュールを頭に叩き込んでおく必要がある。
単純な作業は別として、一つのタスク途中、何か不備があり質問や調整が必ずといって良い程出てくる。
そういった時、朝スタートで行えば夕方まで時間が使える。

夕方バタバタと案件を動かし始めても、「一日の終わり」がゴールになり本来の目的とは別の目的が出てくるので雑になりがち。言葉を変えると詰めが甘くなってしまう。
また、先に挙げたように、チームの都合も同様に関わってくる。デザイナーのAさんが今日は18時で帰ってしまうので、見積費用やスケジュールの相談が出来ない、等。今日中に先方に提出したいので、急ぎお願いします!と言ったとしても、返ってくる言葉がNOであれば、先方にも迷惑がかかる。

そしてクライアントも夜は居ない事が理由として挙げられる。

代理店等であれば比較的、遅い時間までお仕事されてる場合も多いが(24時間業務とか…ボソッ)
しかし広告や制作とは違う、一般的な(?)会社の場合は定時きっかりに消灯するケースも多い。そもそも、そういった文化の会社の担当者に定時を過ぎて電話するのは、急ぎの要件で無い場合「今それ聞く?」と思われても仕方がない。

制作現場では「今日中(それ何時だよ)」って文化のおかげか、かなり急ぎで対応しなければいけないケースも多い。
人が多く関わる場合、その人、一人づつに作業の都合があり、連携するには同時進行が難しくタイムラグが人数分、発生してしまう。そういったタイムラグをバッファとして頭に入れ、スケジュールを管理するのはディレクターが要となって動かすべきで、ここをクライアントにさせてはいけないし、チームにも心配させてはいけない。
朝一で連絡がとれないチームであれば、その分、事前準備をしておけば良い。

人と関わる仕事はなるべく早い時間帯に済ませ、夕方以降は一人で完結できる設計や分析など、集中して作業する業務に絞った方が良い。次の日の朝、チームのスタートを切れるよう、一人で考える時間だ。

それと、少し違う話を挙げると、
僕もそうだがディレクター兼制作の人間がやる、「最悪自分がなんとかする」という方法。
どうしてもやらなければいけない場面も多いし、制作をする事でディレクションも円滑にはなるが、「何でも自分がやる」のは、案件としてもチーム・会社としても決して良い働き方ではない。人に任せる事で生まれるメリットはたくさんあるが、本題から脱線してきたのでまた別の機会で。

久々の雑記