物事の本質とデザインの価値

Value Design

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デザイナー不要説。もちろんデザイナー必要だと思うんです。

けど、

安い物、人が使ってる物、ブランド物、そういうのが人気な日本だと本質無視するコンシューマーが多いし、それどころか企業もそれがわかってるから、当然狙ってきます。売れなきゃやらないです。

しっかり調査して、調査結果を元にブランディングして広告もバンバン打ち出して、あたかも流行ってるイメージを固めて打ち出す。そんなのが主流ですよね。

海外で人気の
(ほら、ハリウッド女優も使ってる。お前らなんかよりイケてるあの人たちが使ってるんだから使うしか無いでしょ)
あのブランドが
(ブランド品です。ブランド品は品質が良いのです。)
ついに日本上陸!
(今まで買えなかったよ!プレミアムだよ!)

消費者タレントのAさんの声「すっごく良いです!」
(なんで使えてるんだろうね?海外から輸入してるのかな?ほら、タレントだからね)

渋谷の街頭インタビュー「○○サイコー!」
(ほら、流行発信地ではもうこんなに使ってる。デファクトスタンダードだよ?早く買わなきゃ。なんでもう渋谷に出回ってるかって?なんでだろうね?)
っていう感じが流れると、すぐ受け入れられる。

デザインというか本質はあんまり気にしてない。
良いポイントだけ調べる。
優れたキャッチにやられる。
誰かが使ってるから買う。
流行る(流行らされてる)

日本人、戦略に飲まれすぎ
もちろん成功してるのはマーケッターの見事な戦略のおかげです。そちら側に対して否定してません。
それと、上記はあくまでも悪い事例です(マーケッター身近に多いのでエクスキューズ…)

Webやアプリはインターネットの恩恵で発展し過ぎてる感


前はよく、アメリカのビジネストレンドが入ってくるには10年かかるなんて言われてましたけど、アプリなんかはリリース直後にもう日本のユーザーは多いですよね。
逆に日本のユーザーばっかりに、なんて現象も。

企業が日本へのローカライズに本腰入れる前でもガンガン入ってきます。
ユーザー、コンシューマーが多いのですから、もちろんデベロッパーはもっと早く取り入れてます。

UIデザインとかって、実はめちゃくちゃ早い市場なんじゃないですか?

アメリカに比べて日本が10年遅れだとして(今はもっと早いのかな?)
ドッグイヤーなんて昔は良く言われてましたけど、IT業界は通常より7倍速いとか。
そうすると、日本で最先端のトレンドを取り組もうとすると、めっちゃ早くないですか?

色んなアプリだったりWebサービスが日本国内でもたくさん出てきてます。
もちろん作る事もあるんですが、やっぱりどうしてもデザイン面では横並びになってきてしまいます。
企業もぶっ飛んだUIはOKしたがらないですよね。内部に抱えててもトップがデザインマインド持ってないと承認は難しい。。

最近、古くからある企業のWebサービスに関わらせて頂いてるんですが、
歴史を辿ると、やはり高度成長期の頃は、突拍子もない企画を打ち出してたりしました。もちろん、ただ面白いだけでなく、大義ある企画なんですが、利益が少ない事を見込んでも実行していました。

現在、その企業では新しい事は全くと言っていい程受け入れてくれません。
歴史があるからこそ、今までやった事の無い企画は受け入れない考え方が強いです。それはやはり先代のやり方と考え方があるからこそ、引き継ぐ意味でそうしているのかもしれません。

レガシーになればなるほど、ロジカルになり事例、判例に沿った流れになっちゃうのかもしれません。

もう1つは、やはり時代なのかもしれないです。
バブル感も無く税金と少子化に飲まれたこの空気感だと、どうしても安牌を選びたくなりますよね。。


よく考えるんですけど、
デザインが持つ力ってなんだと思いますか?
デザイナーって何をデザインするんでしょう?

綺麗、カッコいい、使いやすい、そういうデザインはもちろん好まれます。
皆さんの記事にもあるように、優れている物は当たり前ですが好まれます。受け入れられます。

ただ、市場的には、デザイン自体の価値が動機の目的として挙げられる事が少ないのが事実じゃないでしょうか。

機能的だったりコスパが優れてる事の方がやはり受け入れられますし、欲求も高いです。

デザインとして良い物。それが国内で大人気を得ている物ももちろんありますよね。
ただそれが、デザインが良いから流行った、というだけでは無いと思うんです。純粋に良いデザインだから良い、という物って、どこまで価値として認められているのか、この辺りが国内でデザイナー不要説を生む原因なのでは無いか。

デザイナーがデザインする物って、UIデザイナーだったらUIをもちろんデザインしますよね。
UIってなんの為に存在するんでしょう?
そもそも、そのUIを持つプロダクトって、何の為に存在するんでしょう?
言い方を変えると、どんな影響を社会に及ぼすのでしょう?

使いやすいUIを組み込んだら完成?
少なくとも僕はそうとは思わないです。
よく言われているデザインって、この辺のゴールが違うんじゃないかなぁ・・・

優れたデザイナーって、よく考えてます。
考えるにはブランディングの知識も市場の動向も国内外のトレンドも持つ必要がありますが、デザイナーだからこそ必要な能力ですよね。

で、デザイナーが不要なのかと言うと、単に使いやすくて綺麗なデザイン組むデザイナーだったら確かに価値として認められないかもしれません。人口も多いですし。
どこからデザインしてくれるのか(出来るのか)がやはり重要。


ビジネスだってデザインする事ができます。
システムだってデザインする事ができます。

「デザイナー」って肩書のせいでもあるし「デザイナー」って何なのか、認知を変えていかないといけない気がします。

デザインが優れてる事は、そのものの価値を上げるという事、価値ある物は当然、お金も時間もかかる。そういう事が当たり前になる日本にしていきませんか!
だって良いデザインが溢れてると楽しいじゃん!

元々、技術力のある日本人。工芸・工業はまだまだ匠の技が光ってます。
日本のUIも、オー タクミ ノー ワーザー とか言われたいですね!
この方々の記事を読んで改めて考えました。
こっち読んだ方がタメになるので、読んで無い方はこちらへ

UIデザイナー不要説|LSD LAB
http://lambda-structure-design.jp/lab/is-ui-designer-really-needed/

重要視されるためのデザイナーの条件|could
http://www.yasuhisa.com/could/article/speed-of-design/

国内市場の事なんか偉そうに話してますが、知識不足の為、間違いが多々あると思います。個人の考えとして優しく受け止めてやってください。

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ひとこと

まさ㌧は日本の優れたデザイナーを応援しています。