ロゴの扱い方でプロとアマの差が出る。アイソレーションゾーンとレギュレーション・ビジュアルアイデンティティについて

Advertisement

Webサイトを眺めていると、よくロゴの扱い方が雑な物をよく見受けられます。どうもWebの場合はそれが多く見られる気がします。「印刷をしない」 からでしょうか?僕も当時、よく叱られてました・・・

アイソレーションゾーンとは

アイソレーションゾーンとは、ロゴ等の周りにある『余白』の事です。
ロゴ周りでなくても、キャッチコピーやタイトルの周りに取ることが多いはずです。

タイトルやキャッチコピーなどの場合は、
ジャンプ率を高めに設定する場合は2~4倍くらいでも良いと思います。

逆にジャンプ率を低めに設定した、あまり強調を必要としない場合でも、
1つ分くらいは空けるとすっきりしますね。

スペースを上手く使える人はプロデザイナーっぽいですよね。
ホワイトスペースは「無駄」じゃありません。
隙間があるからといって、あれこれ詰め込むのはいかにも素人っぽいです。

ロゴレギュレーション

大体、 ロゴの場合はレギュレーションとして、
ロゴ自体の大きさを [ 1 ] とすると、[ 0.5 ] の大きさを最低限の
アイソレーションゾーンとして余白を生むよう、
ビジュアル・アイデンティティのレギュレーションとして指定されている事が多いです。

レギュレーションは各ブランドによって異なりますが、
0.5のスペースが多いように思います。
ロゴの縦幅を1とし、左右上下に1の半分(0.5)分のアイソレーションゾーンを取る例

ビジュアル・アイデンティティ

各ブランド(企業)は、「コーポレートアイデンティティ(CI)」の一環として、
ロゴの取り扱いの決まりを「ロゴレギュレーション」、
ブランディングの表現規則としての「ビジュアルアイデンティティ(VI)」を取り決め、
こういった考えを取りまとめたビジュアル・アイデンティティ・マニュアル(レギュレーションブック)を策定しています。

ビジュアル・アイデンティティ(VI=Visual Identity) とは、
ブランド(企業や商品)に対するイメージを統一しようとするブランディングの試みで、
主にロゴマークや、色・書体など、視覚的なものによってブランドイメージを表現することです。

好感度や潜在的な印象は視覚的要素によるモノも多く、
大手企業などは必ずといって良い程取り決めをしっかり持っています。

Web公開しているVIマニュアルまとめ

Webでも様々なVIマニュアルが公開されています。
見てるだけで、大変勉強になります。

あとがき

ここで記載した方法が必ず正解とは限りませんし、レギュレーションはブランド毎に違います。こういったレギュレーションブックを作るのは優秀なアートディレクターが必要ですし、費用も掛かるので、全てにおいて必要とは限りません。

ただ、個人的な感覚ですが、レギュレーションが無くともロゴの扱い方が雑なモノは、本当に素人っぽいと感じてしまいます。

ロゴは企業やブランドにとって、とても大事な物です。スペースや色使い等は、非常に注意が必要で、安易にロゴの裏や上に他の要素を重ねてしまう等の行為はブランドに失礼です。

基本的な考え方なので、
デザイナーでなくても知っておくことは非常に大事かなと思いました。