目立たせるデザインって、部分的に強調するだけじゃないと思う。

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なんなんでしょうね僕は。一流デザイナーでも無いのにデザイン論語りまくっていて客観的に見るとイラっとすると思います。でも、ディレクションやってると、細かい部分的な問題点をお客さんと何日も拘って解決させることも多いですし、日々のメンテナンスや小規模サイトなら一人で作る事も多いので、引き続き、こういった経験を忘れないように記録させて頂きますね。

パーツデザイン等でよくお客さんから
「目立たせたいから、とりあえずここ大きくして」って言われたりしますよね。
でもそれって、単純に作業しちゃうと、ちょっと危険かなと思います。

目立たせたい部分を強調するだけではダメ

俯瞰的に見て引けるところを引く

一番見やすいデザイン。これを理解する必要があるかもしれません。
こういった事はやはりニールセン博士が参考になりますね。
97年のHow Users Read on the Webが古いですが参考になるかも。
人間はやはり無意識に読み方を慣性として持っています。
全体的なごちゃつきは目的への到達を遅らせます。

要はメリハリ

WEBは動作を起こさせる必要があるのでページ内の情報が錯綜しています。

オレンジ部分をもっと目立たせたい場合…。

全体的に強調が多すぎる。
もっと情報を整理し、引けるところを見極めてあげましょう。

引き算が大事。

「色・大きさ」だけが目立つ要素じゃない

よく使われるのは赤字。上記でも使ってますが。
そして大きくする。

それだけが目立たせる要素では無いはずです。
例えば以下のような物。
  • アクセントをつける
  • インデントする
  • 不規則性を持たせる
  • スペースをもうける
  • 画像を変える
  • 左上、右下を意識する
同じ画像でも、やはり男性は女性を見てしまいます・・・
それと、人のインパクトはやはり大きいですね。

色・大きさを変えずとも目立たせられる
左上から右下へ。

ユーザーの中での優先順位が必ずある

ユーザーが見たい物」と「運営側が見せたい物」との差は必ずあります。
運営側が見せたい物が必ずしも求められているわけではありません
(むしろ少ない事が多いかもしれないですね..。)
とはいっても、サイトの目的はやはり情報発信です。
運営側が見せたい物を見てもらわないと困りますよね。

ただし、ここで重要なのが「ユーザーが見たい物」
見たい物が見つからない場合、ユーザーがとる行動は
  • サイトマップ等の一覧を探す
  • 検索窓を探す
  • トップページに戻る
  • ヘッダー・フッター等を見る
そして
  • 閉じる
最後が一番問題で、もう既に宇宙の星々くらいあるんじゃないかと錯覚させられるWWWには、別にこのサイトじゃなくっても良いと思える程です。
ユーザーが求めるコンテンツは、必ずどこかしらにでも設置した方が良いでしょう。

ニールセンが言う「ウェブデザインの間違い:ユーザの疑問に答えていない」という指摘にもあるように、
ユーザーは高い目的意識を持ってサイトに訪れているので、ユーザーが求める優先順位は極力崩さず、目立たせたい物とのバランスを考えた方が良いように思えます。

何が言いたいかというと

運営していく上で、部分的にツギハギ改修していくと必ずどこかでマズイ点が出てくるということ。
問題点が「目立たない」のであれば、ページやサイトデザイン全体の見直しも視野に入れる事が大事だと思います。

あとは費用云々の問題ですね・・・