“Keep it simple, stupid.”

Advertisement

最近どうもモノゴトを深く考えすぎる癖がついてきてしまっている事に気づきました。
一つの事柄の背景や、関連するタスク等を深く突き詰めようとしてる気がします。
ディレクションをしていると、「ミスを絶対に回避しなければいけない」ような感覚になってくるのですが、それが足かせになってしまい、思い切りの良い判断が出来ていないような感じです。

タイトルにある”Keep it Simple, Stupid”は、色んな場面で耳にします。
もちろんデザイン・設計もそうですし、経営・マネジメント、ライティングなんかでもよく言われます。

“Keep it Simple, Stupid”
略してKISS

KISS の原則 (KISS principle) とは、”Keep it simple, stupid” (シンプルにしておけ!この間抜け)、もしくは、”Keep it short and simple” (簡潔に単純にしておけ)という経験的な原則の略語。その意味するところは、設計の単純性(簡潔性)は成功への鍵だということと、不必要な複雑性は避けるべきだということである。意味はそのままに余計な文字を省略して、”KISの原則”とする人もいる。 via:wikipedia

モノゴトをシンプルに捉まえる事は、非常に優れた考え方だと思います。
「原因」「解決」「結果」
このルートさえしっかりしていれば、ほとんどの事が問題無く完結されます。
もちろん「経緯」や「背景」が様々な部分に影響を与えるのですが、社会的にはあまり注目されないポイントですよね。

ディレクションの場合、これら「経緯」「背景」が政治的な役割で大きなポイントになる事が多いのですが、この2つだけクリアされているケースは結構最悪。
先に上げた3つをクリアする為にこれらがある、くらいの感覚が良いのかな。

そういえば、こないだテレビで東進ハイスクールの林先生が、ヤンキーに授業を行うという企画をやっていました。とても面白かったのですが、そこで出た言葉で印象的なのが「解決」「創造」
彼は、社会で生きる上で必要なのはこの2つだと言っていました。そして学校はこの2つを鍛える為に、色んな授業をしている、と。
話が少しそれるのであまり深くは書きませんが、聞いた時に非常に納得感が生まれました。
彼は話すのがやはりとても上手ですね。

モノゴトを話す時には、よく「3つの」とか「10選」とか使いますよね。
プレゼンの時はキーになる提案を3にしぼって話したり。最初に「この3つを話します」とか言ってしまう事も有効的ですよね。
ブログのタイトルなんかだと「○○10選!」とかが定番。
これは数が頭に入ってきて、聞き手が情報整理されたり注目したりするので有効的なのですが、これって基本的にはシンプルにモノゴトを伝える技術なのかなと思います。

シンプルっていうのは、本当に優れてます。
どんな事にも当てはまるし、人間って考えすぎると「迷い」が生まれて来るものだと思うのですが、その迷いを無くしてくれるのが「シンプル」って考え方。

UI/UXでも、やはりユーザー側が求めているのは「シンプル」
ちょっと付け足すと、「シンプルに操作できる分かりやすさと快適さ」
(もちろんこれだけじゃないけど)

僕ら、何かを作る仕事をしている側の人間にとっては、このシンプルっていうのは究極ですよね。

簡単に、短く、減らす、無くす
そういうんじゃないんです。
シンプルっていうのは、簡潔にする事であって、
例えるなら、スタートからゴールまでが一直線の道。
余計な道も、余計な標識も、曲がり角も無く、目的というゴールまでとにかく真っ直ぐ。

「原因」がスタート地点なら、「解決」が道で、「結果」がゴールでしょうか?
その道の途中に、例えばカワイイ動物が出てきて道草くってしまったり(経緯)、壊れた看板があって分かりづらかったり(背景)というトラブルなどが生まれてしまうわけですが、
そんな事、他から見るといいわけにしか見えなかったりしてしまうので、やはり「原因」「解決」「結果」をしっかり踏んで行きたいなと。

まぁ僕の浅はかな考えですが、とにかく”Keep it simple, stupid.”を自分に言い聞かせて、これからはより頑張って行きたいなーと思った次第です。
(あ、他意は無いよ)