大きな違いが一つ、日本と海外のWEBについて。

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※【追記】一応補足。最近よく見る「日本じゃダメ」「海外すげー」的な事は言ってないです。傾向とマーケットの違いが出てるって話です。最近の他ブログ記事と、今回書いた日本経済の話が似ていて、書き方も語弊あるみたいで誤解を招きました。すいません、気をつけます。

日本と海外のWebサイトって、「どこか違う」そんな気がしませんか?
色々見ていると、海外サイトが素晴らしいなと思うんじゃないでしょうか。
日本のサイトに無い表現が多く、表現技術も高いモノが多く見られます。

日本サイトでも、負けない程の素晴らしいサイトはあります。

個人的に最近好きなのが・・・

回転寿司チェーン「おどり寿し」
このしずる感良いですよね。そして洗練された和の感じ・・・
※訂正:「しずる」って語源は英語らしいです。知らなかった!




ジョッガ
なかなか日本で見られないダイナミックなデザイン。
配色がとっても綺麗ですよね。




こういったカッコ良さのあるクオリティの高いサイトも、
海外サイトを見ていると、けっこうな数で見つかります。
単純に絶対数が多いという点と、英字などのカッコ良さが要因かもしれませんが・・・

ただ、「海外にかっこいいサイトが多い」という事実。
これは単に技術・センスが劣っているのでしょうか?
そうでは無いように思えます。
それは、以下のような理由があるかもしれません。

文化の違い

一度ここでWEBの事は忘れてみましょう。
いわゆるWEB脳を捨てるという作業です。
VIA:I’m just another scarecrow.

日本の場合、フリー、独立、キャリアアップの文化がまだまだ一般化されていないですよね。
いや、先進的なカテゴリに属する職業の場合は多いかもしれないが、
一般企業レベルで見ると、まだまだですよね。
これは「日本で働く」という観点からすると、
決定権が一部に与えられてしまいがちで、
クリエイターのチャレンジ精神が損なわれる可能性があります。
そして決定権を持つ人間も、上部からの目や、
企業という大きな存在に傷を付けないよう、慎重になる可能性があります。
※一部を差してます。ただ母数が大きければ、この機会も多いですよ、という意味です。

このような歯車の中ではチャレンジし辛いのが現状なのかと。
それゆえ、堅くなります。色んなところで堅いです。
これはプロジェクトを完成させるという点で、非常に大きな影響力があります。

日本という国の考え方

例えばブランディング。
例えば色の好み。
例えばIE6の問題。

どれに対しても、日本のポリシーは堅いです。
堅いというより、今までの事例を取り入れた安全牌のケースが多いです。
そうせざるを得ない人種・文化だと思います。

日本人の安全性を求める考え方、危険を回避する考え方は、
ありとあらゆる点で表面上を堅くしてしまいます。
対外的なモノに対しては、安全でヘタな事はしない、
それが第一と考える方がまだまだ多いはずです。
そして日本は何事も国内で留める事が多い人種。
これは英語を扱える人がまだ少ないからでしょうか。

それ故、より小さい島国の中で凝り固まってしまい、
この円高不況の中、
アジア随一と言われた技術大国も強豪国に様々な面で抜かれ、
どんどん廃れてきているのは周知の事実では無いでしょうか?
ガラパゴス化された安全性を求める考えが未だに定着しているんだと思います。

海外と比べると?

対して海外を見てみると、
確かに大手企業などはしっかりとしたレギュレーションを持っている企業も多いのですが、
中小、零細企業なんかはダイナミックなWEBサイト、広告を使っている事が多くないでしょうか

信頼性を求めるというより、
インパクトやユーモアを追求している事が多いと思います。
この辺りも、日本人が広告を見て判断する優先順位と、
海外の方の優先順位が違う為に起こる現象なのかと。

このような考え方の違いで、日本のデザインはより小さく、
縮こまって凝り固まってるデザインになってしまうように思えます。
ただそれは間違いではなく、日本というマーケットの場合は大いに貢献するはずです。
海外と比べて見た目の華やかさが無い場合もありますが、
日本のニーズは「そこ」ではない・・・
このような場合が数多い為の違いかなと思います。
※何度も言いますが、日本国内サイトでもダイナミックで素晴らしいサイトは数多いですし、海外サイトのいかにもな手抜きデザインもよく見られますので、一概には言えませんが・・・
そして「海外」ってくくり大きすぎねーか、「海外」語ってるけどそんなにグローバルなのお前、と言われればそれまでです、はい、すいません。マジすんません。

日本でWEB制作をするという事

日本経済がまだ大丈夫ならば、
そして日本でWEBを続けていくのであれば、
WEB技術よりもビジネスマインド、ブランディング手法、CI・VI、
広告としての知識やマーケティング等をしっかり学んだ方がいいかもしれないですね。

それは日本が好む「ビジネス」として通用するから。

これらを経る事が出来れば、「チャレンジ」という選択肢を
より確実に日本国内というマーケットで行えるように思えます。

しかし、
もし日本国内でWEBを職業に出来ない、食べていけないとすれば・・・
これは海外向けにサービスなり請負なりを始めるしか無くなってしまいます。
とするとネックなのが英語
もしかすると、日本の市場、経済次第では
WEBクリエイター=必須スキル:英語
となる日が来るかもしれませんね。

いや、もう既に必須に近いのかもしれません。

ちなみに、
古風で鮮やかな日本らしさが表現できている日本のWEBサイトは、
世界に誇れる程のクオリティを感じ、大好きです。
僕もそんな物が作れるように頑張ります :)