味付けは包丁を握る前が命 [ロゴデザイン時の注意点]

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いつも楽しみ読まさせて頂いてるWP-Dさんから面白い記事が。

まったくの同意。もう既にタイトルで「同意!」と思ってしまいました。
ロゴも拝見 させていただき、きちんとつめ込まれたロゴで素敵だなーと思いました。
ちょうどその日、他にもロゴ系で面白い記事があって読んでいたのですが、
10 Tips to Design Memorable Logos | Smashing Hub
http://smashinghub.com/10-tips-to-design-memorable-logos.htm

ロゴは本当に一球入魂と言いますか、
それ1つで全てを表現しなければならない、非常に大事なモノだと思います。

ロゴから受ける印象と、中身(企業やサービス)を知った時に受ける印象、
そしてそれが独り歩きしますから、簡単に作ってしまうと痛い目をみます。

Webだと多いですよね
「ちょっとロゴっぽくしといて~」というオーダー。

ロゴって本当に難しいですよね。軽く作っちゃうような代物でも無いので、Web制作で良く「ロゴ作って」と言われる事に少し抵抗があります / 10 Tips to Design Memorable Logos http://t.co/nrS5BAic
@maka_velicom
松本マサト

レギュレーションまで考えると、しっかり費用を頂きたい部分です。
金額も安い金額では請負えません。ロゴ作成にかかる時間はかなりのものです。

ご紹介させていただいたWP-Dさんの記事中でも、その熟考具合が読み取れますよね。

ロゴデザインは、さまざまなデザイン作業の凝縮な気がします。
たった1つのロゴ・シンボルを練り上げるのには
  1. そのものの様々な背景を知り
  2. 競合を知り
  3. その上でコンセプトを設計し
  4. 使われる場を想像し
  5. どのような印象を与えたいか考え
  6. 形を決め、色を決め、言葉を決め
  7. それらを全て整えて最終的に形に落としこむ。
オーダーする側は、この最後の「形に落としこむ」部分しか見えていない事が多いです。
それだけなら確かに安くても、と言えるかもしれませんね。
しかし実際、デザイナーの作業はその手前で時間を割く事がほとんどじゃないでしょうか?
これでいくつものロゴ草案を作成し、レギュレーションブックまで作成するなら、もうかなりの作業です。CI,VIに関わるロゴ制作、クライアントさんはきちんと知った上でオーダーされた方が良いですよ。

安易にロゴをオーダーすると大抵は

  • 正確な色が決まっていないので違う媒体に使えない
  • 形状が深く練られていないので違う場所に使えない
  • 縮小、拡大を考えていないので時と場合により違って見える
  • バリエーションを用意していないので違う場所に使えない
  • レギュレーションを用意していないので変な形で独り歩きする
というような問題にぶつかります。

ロゴは独り歩きします。

管理担当が変わればロゴも変わる、なんて言葉もあるくらい(嘘。無いです。今考えました)

これらはデザイナーの力不足が問題ではありません。
そこまで練る必要のあるロゴなのか、Web等で簡単に使う用のロゴなのか など
事前の擦り合わせ段階での問題です。
これらって、他のデザイン制作に精通する事、全てが詰まっているように思えません?

ロゴ作成時に注意してる事

まず前提として”包丁はまだ握らない”
タイトルと合わせてますが、とりあえずまだ作らないって事です。
  • 対象(企業・サービス・店舗 など)の調査
  • 競合の調査
  • キャッチコピー、理念・コンセプトなどを明確にする
  • 無ければ仮でも先方と相談し合って決める
  • 第一に伝えたい「何か」を決める
  • 第二に伝えたい「何か」を決める
  • 競合と比べて勝っている点を知る
ここまで、とりあえずやってみます。
決まらない部分があってもしょうがないですが、ひと通りやらなければ以下の作業に移りません。

この時点でラフ画など、手書き作業に入ります。
※「第二に伝えたい何か」は、ロゴに反映しなくても良い場合がありますが、あると創造に深みが出たりする

次に制作時の細かい注意点

  • シンメトリーで攻めるか、アシンメトリーで攻めるかを決める
    もし対象がベンチャーだったり、挑戦的な場合はアシンメトリーで遊んでみたり、
    誠実さをアピールする必要がある企業だったりの場合はシンメトリックに落ち着かせたり、等
  • 単体で見た時にバランス感だけで「気持ちいい」と感じられる形にする
  • Webの場合、左上、センター、右下に配置する事を念頭に置く
    1つのロゴでこれらがカバーできなければ、正方形、横長などのバリエーションを作る
  • シンボルを使っている場合は、シンボル無しのバージョンも必ず作る
  • 色無しを作る。キーカラーが優先されたロゴで使わない場合でも作り、確認する
  • 超小さく、もしくは超でっかくしてみる。それで気持ち悪くないように。
  • シンボルを使ってる場合は、文字を外し、シンボルだけを見てみる。
    それで連想されるか、どんな印象を受けるか、等を確認する。
  • 確認しづらかったらプリントアウトし、何かに貼るなり巻くなりしてみる。(俯瞰)
  • Webや紙などのデザイン時、配置してみてそのデザインの邪魔にならないかを確認する。
    少しでも違和感を感じたら、サイトデザインではなくてロゴを直す。(直せる場合)


と、いった具合。ロゴ作成時の注意点に関しては、また今度詳しく。

追記

一つ大事な事を忘れてました。これらに加え、もう1つ。
  • フィードバックを必ず得る
これは非常に重要です。

ロゴ制作時は、ずーっとロゴを眺めて考えるので、視野が独特な狭さになってきます。
絶対に他者からフィードバックを得てください。
気付かない部分、更に大きな欠点が存在してる事に気づけます。
フラットな状態からのファーストインプレッションがロゴにはとても重要です。

初段階で複数案用意すると直良し。というか用意しないとキツイ

大宮は遠いですが、理由がありたまに行く場所なので、今度 コワーキングスペース「7F」さん に伺ってみようかな。
って。
こんな話したらMaka-Veli.comのロゴ、皆見ますよねー・・・そこまで深く考えずにサイト作って、今に至るんですよね、実は。覚えてもらえているので変えられずにいます。。